こんにちは!今回は、私が新しく購入した天体観測用カメラ、ASI294MCについてご紹介したいと思います。
これまでASI482MCというカメラを使って、星雲や星団の撮影を楽しんできました。このカメラは、比較的安価にも関わらず、大迫力のオリオン大星雲を写し出してくれるなど、それなりに使えていたのですが、淡い星雲を撮影するとなると、少し物足りなさを感じることがありました。スペック的には申し分ないのですが、内部動作的にどうしてもそのような対象が写りにくいようです。
また最近、倍率の高い望遠鏡C8を入手したのですが、これに伴って、もう少し大きなセンサーサイズのカメラが欲しくなりました。
そこで選んだのが、電視観望の世界で広く使われている代表カメラ、ASI294MCです!(相談に乗ってくださったシベットさん、ありがとうございました!)
ASI294MCは、ソニーのIMX294 CMOSセンサーを搭載しており、10.7メガピクセルの解像度を持っています。センサーサイズは4/3型(19.1mm x 13.0mm)と大きく、焦点距離の長いC8望遠鏡でも使いやすいはずです。ピクセルサイズは4.63ミクロンと細かく、ダイナミックレンジも14bitと広いため、淡い星雲も鮮明に捉えることができます。
比較
特徴 | ASI294MC(今回) | ASI482MC (これまで) |
---|---|---|
センサータイプ | ソニーIMX294 CMOSセンサー | ソニーIMX482 CMOSセンサー |
解像度 | 10.7メガピクセル(4144 x 2822) | 2.1メガピクセル(1920 x 1080) |
ピクセルサイズ | 4.63ミクロン | 5.8ミクロン |
ダイナミックレンジ | 14bit | 12bit |
センサーサイズ | 4/3型(19.1mm x 13.0mm) | 1/1.2型(11.13mm x 6.26mm) |
価格 | 約10.5万円 | 約4.5万円 |
これからの楽しみ
ASI294MCを使って、これからどんな天体を撮影できるのか、とても楽しみです。星雲や銀河のようなディープスカイオブジェクトを中心にたくさん星を撮影していければと思っています。これまで以上に、素敵な天体写真を共有できればと思っていますので、お楽しみに!
それでは、次回の投稿でお会いしましょう!
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